モルタル造形事例の東京アパレル店

モルタル造形で昭和の古い打ちっぱなしコンクリートを表現

モルタル造形で打ちっぱなしのコンクリートは一般的ですが、これはわざわざ古くて年代を感じさせる雰囲気にしたいという設計のsalt様からのデザイン案を元に試行錯誤を繰り返して表現することができました。ただ造形というだけでも大面積なので大変ですが一つの素材を一面にするにはとても大変な作業だった分達成感は計り知れないものでした(笑)
そしてこのモルタル造形の隠れた難所が下地にあります。
それはALCという一つ一つが独立しているパネルの集合体であることでALC同士が外的要因で微振動を招くというモルタルの天敵とも言うべき下地にアタックしたところです。
この表現の工夫箇所は打ちっぱなしのいいところと悪いところをデザインに活かしたところです。本当は打ちっぱなしにはあってはいけないコールドジョイントと呼ばれる失敗跡や白化現象と呼ばれる見た目の悪い現象や型枠の釘跡の錆が付着など全てをデザインに活かすことでコンクリートのアートが表現できました。
ジャンカと呼ばれる砂利の露出なども表現して、より本物以上のかっこいいコンクリート壁をモルタル造形で表現できました。

モルタル造形の仕様説明

ALCの下地に対して二種類のモルタルを使いメッシュを入れ込みながら2センチほど塗り
その上から造形モルタルで施工。
ジャンカやなどは本物の砂利をなどを使用することでより本物っぽさを表現できました。
大面積で足場を必要とする部分なので足場がとれたときのことを想像しながら丁寧に造形しました。
設計 salt様  施工 細見工務店様

ファサードモルタル造形

ファサードモルタル造形

コールドジョイント

コールドジョイント

モルタル造形外壁アップ

モルタル造形外壁アップ

白化現象の表現

白化現象の表現

打ちっぱなしの釘跡

打ちっぱなしの釘跡

リアルなコンクリート

リアルなコンクリート